こんにちは、肩こり・猫背解消に強いボディケアHonuHonuです。
3月も後半に入り一気にに暖かくなりましたね。
桜も咲き始めて春の到来を感じ、嬉しい気分です。
ただし花粉、おめーはダメだ。
さて、いつもは肩こりや猫背中心の内容を書いてきましたが、今回は珍しく膝について書いていこうと思います。
というのも我が夫が最近膝を痛めてまして、いい実験体が・・・じゃなくて、色々施術をさせていただいているんです。
その中で夫が「膝を治すにはいっぱい歩いたり、筋トレすればいいの?」と言っていたのが少々気になり、私が思う膝の治し方について考えをまとめていきます。
①安静&運動管理 ②体重管理 ③姿勢を矯正
上記の3つが基本的な考えです。
腰痛とか他の部分と比べて大きな違いは①の安静&運動管理かなと思います。
腰痛は痛みがそんなにひどくないなら動ける範囲で動く、なるべく普段通り日常生活を送るといった、
「できれば動いて、歩いて」方針なんですが、
膝の痛みに関しては「なるべく体重はかけるな、安静にしてて」方針なんです。
その理由は膝関節は荷重関節と言われ、数ある関節の中でも特に体重がかかる関節です。
歩いている時は体重の2〜3倍、階段の上り下りをするときには6〜7倍もの負荷が膝にかかっています。
つまり体重をかければかけるほど、体重が多くなればなるほど膝への負担が強くなるため「なるべく体重はかけるな、安静にしてて」方針になるのです。
一方腰椎(腰の骨ね)は立っている姿勢よりも座っている姿勢の方が、
約1.4倍負荷がかかるので腰痛の場合は腹筋を使ってもらう意味も込めて「できれば動いて、歩いて」方針になります。
意外かもしれないですが、実際背骨の圧迫骨折された方のリハビリをしていても、座るより立って歩く方が痛みが少ないのです。
このように関節によって運動を推奨するか、しないか分かれるのですが、
膝を痛める人は真面目で誠実、コツコツ物事に取り組める方多い印象で(※個人の感想です)、
基本的に何とか治そうと一生懸命運動してしまうことが多いのです。
しかし繰り返しにはなってしまいますが、膝は「なるべく体重はかけるな、安静にしてて」関節なので、後はわかるね?
頑張って運動した結果逆に痛めてしまうというめちゃくちゃ悲しい結果になります。
これは私も悲しい。
しかも膝の痛みって山火事みたいなもんで(※個人の感想です)、
痛みの火種がちょっとでも残ってるとすー---ぐまた痛みが燃え上がってしまうんです。
ですので膝が腫れたり水が溜まっているような人には、痛みが完全鎮火するまで体重かけるのは極力制限します(松葉杖使ったり、車椅子使ったり)。
そんなわけで膝を痛めたらまず「痛いことしない、お膝休める」をお勧めします。
②体重管理と③姿勢矯正はまた次の記事にて。